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中国における電子決済

今回中国における電子決済事情についてお話しをしたいと思います。

2015年度、中国の電子決済の実際の取引金額は9.31万億元(162兆円)。アリペイ(支付宝)とWeChat paymentはその中で最も使われている決済方法です。今回さらに2月18日から中国に上陸したApple Payを加え、それぞれの概要を紹介します。

アリペイ

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アリペイとは「アリババグループ」が提供する中国最大規模の電子決済サービスです。2004年12月が設立され、2014に世界最大のオンライン決済サービスになりました。2015年6 月にユーザー数が4億人になった、世界中に180くらいの銀行及びVISA、MasterCardなど提携しています。アリペイはオンライン決済だけではなくて、金融業務も行っています。市場シェアはおよそ8割を占めています。

WeChat Payment

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「WeChat(微信)」が展開している決済サービス「WeChat Payment」はアリペイに続き第二のオンライン決済サービスです。ユーザー数もすでに4億人を突破し(WeChatのユーザー数は6億人)、使い方としては自分名義の銀行カードをバンドし、決済する際にQRコードを読み取るだけで、決済が完了します。

Apple Pay

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ご存知の通り、Apple Payはアップルの電子決済サービスです。中国がアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダの次5番目となります。Apple Payは以上の二つのサービスと違って、オフラインでも決済できる NFCという技術が使われています。アップルはすでに中国の19の銀行と提携し、本格的に中国の電子市場に参入しました。

ちなみに、日本では銀聯カード(中国が発行するクレジットカード、発行枚数は世界一)の次、アリペイやWeChat Paymentの環境も整えつつ、観光客にとってかなり便利になりました。
http://jp.unionpay.com


次、この三つの決済方法の違いについて見てみましょう

  • ハードウェア

アリペイ、WeChat Payment:ほぼすべてのスマートフォン
Apple Pay:最新のアップル製品だけ

  • ネットワーク環境

アリペイ、WeChat Payment:必要
Apple Pay:オフライン決済時に要らない

  • 技術

アリペイ、WeChat Payment:QRコード
Apple Pay:NFC

  • 機能

アリペイ、WeChat Payment:オンライン・オフラインの決済、振込、金融業務など
Apple Pay:オンライン・オフラインの決済

便利さを追求すると同時に、そのサービスの安全性も重視しなければならないと思います。そして、日本はApple Payの次の市場になるでしょうか?